王家の紋章に気を取られている内に一週間……
あれから猛然と読み進みまして、ついに最新刊までたどり着きました
57巻目にして、最終回をつつがなく迎える…………気配なし!!!
そろそろ物語の風呂敷をたたもう……みたいな兆し、もう全然感じられないのであります!
むしろ新しい登場キャラが現れたり、逆恨みされたり、new!ってな感じで不穏なフラグがそこかしこで立ちまくっていたりと、物語の風呂敷はたたまれるどころかがんがんに広げられてゆくばかり
漫画の最終回が迎えるのが先か、作者の体力が続かなくなるのが先かと巷で囁かれるゆえんはこれかと改めて感服した次第です
しかしなあ、イズミルすごいなあ、何がすごいってどんどん増えてゆく恋敵や敵国の暗躍など膨大な登場人物の中にあって、最初から最後まで影が薄くなることなく全力で対抗馬であり続けるその存在感である
恐らく最初にして最大の障害となるであろうと目されていた姉アイシスなんて隅に追いやるほどの執念!諦めたらそこで試合終了ですよ、とは某名作バスケ漫画の名言ではありますが、彼に関してはしつこいのもいい加減せえよというか、お前が諦めないと試合が終わらない!鳴り響くホイッスルも奴の耳には届かない!
もうどんどん精神的にやばい感じに成長を遂げていく王子を見て、なぜ周りの人間が、この横恋慕、ダメ、絶対とお止めしないのか
止めても無駄と達観しているからから
それにしたって仮にも世継ぎが、こんな国家より女っす!手に入らなきゃ殺すか死ぬかっす!みたいな、愛に生きる人としては本望かも知れんが為政者としてはアウトー!っていう生き様でヒッタイトの行く末は大丈夫なのかと21世紀のジャポネから私も思いを馳せてしまうのです
おお…エジプトよ…母なるナイルよ…
エジプトが一応の舞台なのに、この漫画の話になるとだいたいイズミル王子に話題さらわれる
イズミルもうやめて!愛せば愛するほど寿命削れてそう!(互いに)(あと色んな人の)
でもイズミルが現れたら、はいイズミルキター!出たー!ってなってしまうので、すっかりイズミルの野郎の虜です
ちなみにイズミル、しつこく口説いて攫って監禁など繰り返しすぎて、姿表すとキャロルにヒエエ出たあ~~お助け~~お助けえ~~みたいな勢いで嫌われ警戒されています
かわいそう!でもこれほど自業自得を体現している人なかなかいない!
いつかこのいざこざによって、イズミルの忠実なしもべ、ルカが死んだりしませんように(イズミルで盛り上がっててもやっぱり本命はルカです)
アンケートは一応、二月いっぱいで下げるつもりです。
ご協力くださった方ありがとうございますー
す、すきだ!好きだー!
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