先日人生で初めて食パンに前日のシチューを流し込んでオープンで焼いて食うというパンシチュー的なものをつくりました。
テレビで食べていたのがまあおいしそうでおいしそうで、シチューを作ったら今度やってみようという決意の元実行したのはいいんですが、軽く考えてた割に結構厄介な料理でした。
まあまず食パンが必要ですね。しかもカットされてないやつね。
テレビでは一斤の半分を一人分として調理していましたが、どう考えても多すぎるんじゃないかと、なんのパーティーだよと、そう思って一斤の半分を半分にして二人分にすることにしました。いわゆるクオーターです。
そのクォーターの白い部分をぐいぐいほじくってシチューの受け皿を用意していたわけですが、一斤の半分を半分にしたわけですから、耳の部分が底になってるやつと、底が頼りない白いふかふかの部分のやつがあるわけです。
私は何しろ初めてのパンシチュー作りですから、耳部分が底のものと同等にそのふかふかの底の奴も勢い良くほじくっちゃったわけです。
加減がわからなくてですね。どこまでがパンだよ!!?って思いながらね。
いや全部パンなんですけどね
結局私は深追いし過ぎたのです。ふかふかの奴は最後までふかふかだということを失念して、いや貫通こそさせなかったですけど、首の皮一枚繋がった的な実に危うい感じです。
あっやべーやべーってくりぬいたパン敷き詰めたりして応急処置しましたが、シチュー流し込んでオープンで焼いてる間に決壊しました。
ふかふかの奴が支えきれずにシチューがだらり
悲しい事故だったね
幸いだったのはシチューが思いのほかもったりしていて、被害が最小限で食い止められたことでしょうか。
色々と手を尽くして皿に乗せ、ふーやれやれと食べ始めたら始めたでさあ大変
もうどこから食べりゃいいんだかわりゃしない
そしてなにこのボリューム感
食卓がさみしかろうと餃子焼いたりもやし炒めたり他のおかずも用意してましたが、冷静に考えると厚めの食パン二枚分とシチューですからね。大層な量ですよね
家族は更に考えなしで、ご飯茶わんに炊きたてのお米まで盛って食っていました。アホだと思います。
あと何を使って食べたらいいんだかわかりませんでした。
正解はフォークとナイフだったのでしょうか。
私が用いたのは箸と手づかみです。
中身を支える器も食事なので、途中から箸も役に立たず、最終的に優勝力士がでかい杯で酒を飲むみたいに食パン両手にシチュー喉に流し込みーのそのままパンにかぶりつきーので、パンかすボロボロ落ちるわ手はべたべたになるわで大わらわでした。
胃も張り裂けそうになりました。
胸やけも果てしなく。
おいしかった、確かにおいしかった
でも宣言しよう、二度と家では作らない。
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